高額医療保険大百科

高度療養費の基礎知識

特定療養費制度とは

基本的に、保険が適用される診療を受ける際に、保険診療対象の診療と保険診療対象外の診療の合わさった治療を受ける事は想定されていません。この為、特定療養費制度によって、混合治療であっても保険を適用して治療が受けられます。

このように、特定療養費制度は、特別な医療サービスや高度先進医療を行った場合に、基礎となる医療については特定療養費が保険給付される事になり、特別な医療サービス等の対象外の診療においては、自己負担として扱ってもいいとした制度です。

特定療要に区分される自己負担を増やす事で、患者は選択の幅を広げる事ができます。特別な医療サービスとは、ベットや180日以上の入院、また薬事法承認前の医薬品の使用等があります。

特別待遇のベットとは、病院が一般に用意する病室とベットではなく、個室等の特別室を使用する際には、特別料金が発生します。また、入院期間が180日を超えるような場合、1日当たり追加の入院費が掛かります。この場合、同じ病院で180日には達しなくても、同じ病気の治療をおこなっていて、病院を移転している場合は、他の病院で入院していた時の日数も合算されます。

このような混合診療は、患者にとって治療の選択肢を増やす事にはなりますが、薬事法未承認の医薬品を使用した保険外の治療を勧められるなど、患者の負担が増える事も考えられます。このように、本当に患者の為になるのかという疑問があり、負担が軽減する人もいましたが、2006年に特定療養費制度は廃止されました。

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